目を瞑っていられた頃

いつかのわたしへ

20161007

20161007
卒業論文を眺めていました。
大学生活は本当に楽しかった。図書館はきらきら光る文献が詰まった宝箱だったし、自然豊かなキャンパスはカメラを持って散歩をするのにぴったりの場所だった。学内のカフェのチャイがとてもおいしくて足繁く通ったのを思い出して、いつかまた飲みに行こうと思いました。

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明日のお昼、高校の恩師が食事に誘ってくださいました。まさか一緒に食事ができる日が来るとは思っていなかったのでとてもわくわくしています。

高校1年生だったあのときからもう片手では数えられないほどの年月が経って、先生は先生のままなのに、わたしはすっかりおとなになってしまった。
優しく頭を撫でてくれたのはあの日のわたしが生徒だったからで、きっとかつてのわたしを超える努力をしてももうその手の温かさを感じることはできない。おとなになるとは斯くも寂しい。
ともあれ楽しみです。昔はできなかった話をたくさんしたい。